Product Review : 2014 Burton BootsDecember 05 2013
Bindingsの次はBootsのお話。
最近のBurtonブーツのありがたい傾向として、以前よりも格段にやわらかいブーツが、高いフィット性能を持つ上位モデルでリリースされている事があげられます。
7、8年前くらいまではブーツの硬さに対する価値観がちょっと違うのかな?と思う事もしばしばなかんじでしたが、最近はストリートやジブ系の流れもあってか、かなり柔らかい方向にふってきている感じです。
styrus的おすすめブーツのキーワードはやはり「紐」。キッチリ締めた状態で、そこからさらに紐自体の伸び縮みでフレックスする、そこがやっぱりいいですよね。
Burton 2014モデルの中で一番のおすすめはやはり紐のハイエンド、Rover Restrictedでしょう。
今年はイタリアのシューズメーカー、Diemmeとのコラボデザインですが、やはりリアルレザーの質感は抜群にいいです。
インナーには立体成型技術により縫い目、継ぎ目が一切存在しない、Infinite Ride™ 4ライナーを採用。
SLX、ION、そしてこのRoverにしか採用されていない新開発のライナーは、抜群のフィット感はもちろんのこと、ややしっかりした印象で、ナチュラルレザー特有のへたりにも対応してくれそうです。
アウトソールはVibram®製でハイクアップもラクラク。ボードのフレックスフィールを足裏で体感できる薄型ミッドソールに、カカトへの衝撃を吸収するB3ジェルも採用しています。
機能はもちろん、見た目でも満足させてくれるハイエンドモデル、おすすめです。
Roverに負けず劣らずおすすめなのが、今は亡きGrailの骨格を受け継ぐ、Hail。
しなやかなフレックスと本体の軽さで、まるでスニーカーのような履き心地を実現、やわらかいブーツ好きな方にはぜひ一度履いてみてほしいモデルです。
Imprint™ 3ライナーとしなやかなアウターのマッチングが素晴らしく、締めようと思えばどこまででも締まっていくんじゃないかと思うほどです。(意外とそういうブーツは多くはない)
ミドルクラスのそれとは思えない、高いフィット感も魅力のモデルです。
RoverとHail、どっちがおすすめ?と聞かれると、もちろん両方と答えるしかないのですが、ひとつBurtonブーツの法則として、「価格がフィットのグレードに直結する」ということが言えます。
高いブーツはそれだけフィット感も高い。あたりまえの事かもしれませんが、それだけはっきりフィットのグレード分けができちゃう事自体、Burtonの高い開発力の証だと思います。
ビンディング同様、足を入れてみていただければ、その違いを確実に体感いただけると思います。
ぜひ一度、ご試着にご来店ください。