GENTEMSTICK TT160 木曽ひのき x みずめ SPECIAL COREMarch 28 2014
贅沢なミズメ材と木曽ひのきをコア材に採用したスペシャルエディションのTTモデル。
そのスペシャルエディションの当店デリバリー分の中で、TT160に1本空きが出ました。
GENTEM STICK TT160 木曽ひのき x みずめ SPECIAL CORE ¥199,500(税込)
欲しかったけど買い逃した!というみなさま、最後のチャンス!?です。
3月31日(月)までにオーダーいただければ、消費税5%でのご案内となります。
ぜひチェックしてみていただいて、気になる!という方がいらっしゃいましたら、お問い合わせお待ちしております!
完売しました。ありがとうございました。(3/29)
◆ COREについて ◆
古来より最高級の木材として有名な「木曽ひのき」は、長野県の南西、木曽御嶽山のふもとに群生しています。木曽地方は標高が高く、厳しい自然環境の中で木曽ひのきは数百年をかけてゆっくりと成長し、ほかの地域のひのきと違い、ほんのりとさくら色の木肌には密に揃った まっすぐな木目、軽量な木質です。1300年の歴史を持つ法隆寺五重塔にも使われ、今も昔も建築用材としていわずと知れた最高級品です。
「みずめ桜」は本州、九州、四国、散発的に生育するので伐採にコストがかかり、市場に出回りにくく、さらに特殊な工程を経て製材されるため入手が非常に困難であり、 木取りの仕方によって独特のエキゾチックな「杢」が浮き出て、高級家具に利用される木材です。木質は弾力があり硬質。密度が高く丈夫でしなやか。 別名を梓(あずさ)といい、梓の木で作った弓は梓弓と呼ばれ、「梓」は古今和歌集の中に「張る」「引く」「はねる」などの「ばね性」を連想させる歌の枕詞としてたびたび登場し、大昔には狩猟の道具や大陸の民族からの侵略を防ぐ 防人の武具として、弓の弦を打ち鳴らしその場を清め、神下ろしの儀式で梓巫女をトランス状態へ誘う重要な道具。それが梓弓だったといわれています。
この二つの異なる木材をGENTEMSTICKのスノーボードCOREとして、使用するまでの道のりに約4年の月日をかけ、テストを繰り返し、乗り心地を追求した逸品が出来上がりました。
「木曽ひのき」はボードのレングス方向は継ぎ目なく柾目にて木取り。「みずめ桜」によるひのきとは微妙に異なる時間軸の粘りやボードのあらゆるフレックス方向への効果を最大限に生かすため、木曽ひのきと同じく継ぎ目なく柾目にて木取りをし、 さらにブックマッチと呼ばれる、本を開いたときのような製材方法によりトーション・フレックス性能を完全にシンメトリー(左右対称)にすることが可能になりました。
「最高の贅沢」とも言える材質、木取りの工夫の末に、ストリンガーにはみずめ桜の美しい杢が浮かび上がり、自然の美が寄り添った、最高のボードが出来上がりました。