Products Review 2015 : BURTON GENESIS 2015January 18 2015
BURTON 2015 GENESIS RE:FLEX - Black
個人的にはこういうビンディングであってほしい!という要素をすべて持ち合わせたビンディングと言っても過言ではないと思っている、BURTON GENESIS。
GENESISをGENESISたらしめる、ハンモックストラップ、ダブルテイクバックル & Insta-Click ラチェット、キックバックハンモックハイバックの革新性は2014モデルのReviewを見ていただくとして、今回は2015モデルの変更点にフォーカスしてお話をしたいと思います。
2014モデルから2015モデルでの唯一の変更点、改善点は「Flex Slider」と呼ばれる機能、というかパーツです。
名前の通り、Slider(アンクルストラップの根元のパーツ名)をFlex(曲がる)させることで、アンクルストラップが外側に開いた状態をキープし、ビンディング装着時にアンクルストラップを踏んでしまうトラブルを少なくする機能です。
なんだ、パーツにスジ入れただけじゃん。とは僕も思いましたが、それは間違いです。こいつはやばいです。ハンパないです。
年始から豪雪の妙高で何日間か試しましたが、リフトから降りた時、ほぼ90%の確率で、写真のようなオープン&ウェルカム状態がキープされているんです。
スノーボードをある程度やった事がある方なら、リフトから降り、プッシュで進みながら涼しい顔で後ろ足をビンディングに入れ、ちゃちゃっとラチェット装着、颯爽とドロップイン!の予定が、アンクルストラップを思い切り踏み、そいつをどかそうと足をあげたりしてるうちにコケるという、最高に腹の立つ経験を一度はされていると思いますが、アレと結構な確率でおさらばできるのです。
この機能を説明した時、ほとんどのお客様が耐久性は?とれないの?もげるんじゃないの?と訝しげな顔をなさいますが、同様の疑問を持たれた方は下の動画をご覧ください。
科学の話は専門外なので、専門家に任せるとして、とにかく分子とポリマーのなんちゃらにより、何度パタパタしようが、まったく問題ないのです。
ほんとに些細な小さな変更点ですが、確実に去年モデルより履きやすくなっていることは間違いありません。
やっぱりリーディングカンパニーBURTON、最高です。
最後に基本の確認ですが、GENESISにはESTとRE:FLEXという2つのタイプがあります。ESTはBURTONのボードオンリーに対応するシステムで、RE:FLEXはBURTONだけでなく、すべての4つ穴ボードに対応するシステムです。お間違えなく。
ビンディングを新しくしちゃおうかなーと迷っているみなさま、BURTON GENESIS、間違いなくおすすめですので、ぜひチェックしてみてください!