【Product Review】24/25 UNION FALCORFebruary 09 2024

川場スキー場で来季フルモデルチェンジを遂げた UNION BINDING FALCOR 24/25モデルを試乗してきました。

視界良好スノーボーディング日和の晴天ながら、気温は低めのまま推移して、きっちりエッジの噛む走る雪というナイスなコンディションで試乗することができました。

試乗で組み合わせたボードは GNU HYPER 154。C2X 構造のロッカーボードです。

ほぼ全てのパーツが刷新された来季の新型 FALCOR ですが、基本的なライディングフィールは現行モデルのそれを踏襲しており、滑り手の動きにパシパシと小気味よく反応する高いレスポンス性能と、雪面から伝わるロードノイズを吸収する高いサスペンション性能は健在で、そこに新採用の非対称モールキュラーブッシングと、ミニディスク構造が生み出すステアリングの「遊び」的な要素がやや多めにプラスされ、レスポンスとルースさを兼ね備えたハイブリッドバインディングの要素がより強く押し出されている印象でした。

沢地形のセクションで、ボトムターンから壁に駆け上がる時に強く体感できたのが、ターン後半で貯めたパワーをロスなくボードに伝達してくれるだけでなく、その伝わり方に深くトルクのある「タメ」が伴っていること。

ボードの性能をパワーアシストしてくれる、動力系のひとつの装置のような存在感さえありました。

LIB TECH のライダーである Travis Rice のシグネイチャーモデルであるということもあり、しっかりめのフレックスでパワーのあるボードとの相性が良さそうなので、屈強なアメ車を手なづけたいスピード狂の皆様には特におすすめです。

ぜひチェックしてみてください。

24/25 SNOWBOARD PRE ORDER ページはこちら