Product Review : Burton Family Tree Working Stiff 2018January 26 2018

ブーツ、ビンディングはずっと Burton 一筋ですが、今シーズンは超ひさしぶりにボードも Burton をチョイスして滑り始めています。

今期選んだモデルは Family Tree Working Stiff。ノーズまわりがワイドで厚みがあるせいか、158くらいに見えますが、実は短い154レングス。少々タイトなツリーもスイスイいける小さめ回転半径とは裏腹に、名前にもあるとおり、必要なところを必要に応じて"Stiff"、そう"硬く"してあるのが特徴で、パウダーの下に隠れた硬めのバーンや、パウダーバーンに入った無数のトラックを突破していくパワーを備えたボードです。

海外メーカーの言う Power は日本人からするとオーバー Power であることもザラなんですが、この「必要なところを必要に応じて硬く」というところがポイントで、全体がただ硬いだけでなく、フレックスしてほしいところはちゃんとフレックスし、ねじれてほしいところはちゃんとねじれてくれるので、典型的日本人体格な僕でもきっちり踏めて、きっちりまわせて、コントロールできています。

常々思うことですが、Burton の作る道具の素晴らしさは、その道具の持つさまざまな機能、ボードで言ったらアウトラインとかキャンバーとかボトム構造とか、乗り味に関わるそれらの機能単体にあるのではなく、それぞれの機能をバランスよく配置するセンスにあり、そのセンスを作る源はやはりこれまでの開発の歴史であり蓄積であると言えるのではないでしょうか。

昔使ってたという方はもちろん、実は今まで使ったことないという方も、今一度の Burton Snowboards を、ぜひチェックしてみてください。

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