Product Review : LIB TECH TITTY FISHJanuary 12 2020
1990年代中盤、Jamie Lynn はまさに「特別な存在」だった。
まだスキーの要素が強かったゲレンデにスケートボードの要素を持ち込み、時代を席巻。そのライディングスタイルやファションはもちろん、彼自身が描くボードのグラフィックも、上手いかどうかを語るレベルを超えて、あの時代の空気を作り表していたと言える。
Jamie やべえ。Jamie かっけえ。あの時代の空気を吸った人間にとって、大げさに言うならばそれは細胞レベルにまで刷り込まれた感情で、スノーボードを続ける限りその洗脳から解かれることはないだろう。
LIB TECH TITTY FISH はそんな狂信者も納得のグラフィックと、魅力的なクラシックシェイプを新たに纏ってニューリリース。
キャンバーベースのC3構造と、Jamie モデルのみに採用される、ゆるめの Magne Traction にタフなボードフレックスが組み合わせたまさにシグネイチャーな1本。
このボードをチョイスしたならセコいターンなんかせずに全開でかっ飛ばすのみ。
男らしく乗ってほしい1本。
おすすめです。