Burton 2018 Sneak Peek Part 2 - Boots February 03 2017
Burton 2018 モデルの試乗&展示会レビュー第2弾はブーツ編。
注目のモデルをシリーズ最上位に位置する SLX からご案内します。
2018モデルの SLX は、2017モデルで ALMIGHTY に採用されていた、立体編みのウルトラウーブン素材をアッパーに採用。これまでのレザーアッパー仕様に比べ軽く、薄く、しなやかな仕様になっています。
最上位モデルというと、なんだかフレックス硬そうなイメージがありますが、実は人気モデル ION よりも一段階柔らかく、高いレスポンス性能と足首の自由度を両立したモデルと言えます。
SLXの一番のウリは唯一このモデルにのみ採用されている最上位ライナー、Life+ライナーの極上のフィット性能で、他のライナーよりも多くのパーツを使用し、複雑な立体物である人間の足を形にあわせて無理なくぴったりと包み込み、その動きをビンディングへと確実に伝達してくれます。
細かな修正や変更をされながらも、長年にわたってリリースされ続けている、業界のリーディングカンパニー、Burton が誇るハイエンドモデル。
この完成度で60,000円ですからね、むしろコストパフォーマンスの高いブーツなんじゃないかなと思います。
2017モデルでデビューし2年目となる ALMIGHTY。
僕自身、今シーズン頭からがっちり使っていますが、ソールはもちろん、シェル全体として薄く、軽く、雪面からの情報がボード→ビンディングを経由してダイレクトに足に伝わってくる感覚がとても素晴らしいブーツです。
2018モデルでの大きな仕様変更はなく、カラー変更のみ。
2017モデルのブラック(画像左)はカラーが入っていましたが、2018モデル(画像右)はシンプルにブラックにホワイトの糸が採用されています。
展示会場でバーッとブーツを見ていてパッと見で目を引いたのが、ION をベースに Red Wing Leather を採用した、ION LEATHER。
2018モデルはアッパーのカラーとソールのカラーの組み合わせの「さりげなさ」が丁度よく、とてもナイスです。
フレックスとしてはややしっかり目ですが、レギュラーの ION に比べると、アッパーにレザーを採用している分しなやかで、オイルなんかを入れながら育てていくと、かなり調子いいんじゃないかなあと思います。
今シーズンに続き、2シーズン目となる、Danner Footwear とのコラボブーツは名モデル、Danner Lite をベースにしたデザインが採用され、2017モデルよりも若干シェイプアップ、履き心地も軽くなっています。
育てるほどに味が出るリアルレザーの質感はやはり最高で、世代的にストライクな人たちも多いハズ。
気に入ったデザインを身に纏うことの喜びを噛み締めることのできる一足と言えるでしょう。
Burton Snowboards 2018 モデルのプレオーダーは 2月12日(日)まで。
消費税8%サービスの早期予約キャンペーンも開催中です。
ぜひチェックしてみてください。
Burton 2018 Sneak Peek Part 1 - Working Stiff 154 & Dump Truck 158 January 31 2017
他ブランドに先駆けて発表となりました、Burton Snowboards 2018 モデル。
先週白馬で行われたディーラーショウでじっくりチェックしてきましたので、注目アイテムをピックアップしてご案内させていただきたいと思います。
今回、ボード、ブーツ、ビンディングと、ひと通り触ってみたり乗ってみたりした中で、特にグッときたのがボードでした。
Family Tree シリーズ縛りで5〜6本試乗した中で、特に良かったのが、Working Stiff 154 と、Dump Truck 158 の2本。
Working Stiff 154
Dump Truck 158
どちらもテールのヌケがよく、小回りの効いた動きが特長のボードなのですが、ただ動くというだけでなく、抜群のエッジコンタクト性能を持っていて、ボッコボコの硬めモーグルコブ斜面の上に新雪が15cmくらい積もったような、試乗会当日のコンディションでも面白いようにボードをコントロールすることができ、なかなかに感動しました。
Working Stiff 154 最大の特長は「フィレオフレックス」という、ボード本体を基本性能を損なうことなく部分的に薄くする技術を採用していること。
スワローテールの特徴を再現するようデザインされており、抜群のテールのヌケと、テールを使った粘りを同時に実現する、まったく新しい仕様になっています。
逆にノーズ周辺は厚めのプロファイルを採用、ばたつきを抑制することで突破力をプラス。
今回の試乗コンディションではその突破力の効果を実感することはできませんでしたが、よりタイトなラインや状況で助けになってくれそうですね。
Dump Truck 158 もセンターから両足ビンディングのちょい外くらいまではしっかりしつつ、そこから先、ノーズに向かってしなやかなフレックスを採用しており、一見堅そうなルックスからは想像できないくらい軽く、スナッピーな乗り味で、かなり調子良かったです。
急な斜面をショートターンで刻みたいような場面でもサクサク捌けるであろう、まさに高性能オールマウンテンヴィークルというかんじでした。
2本の違いを比べると、Working Stiff の方がよりディレクショナルで、Dump Truck の方がよりディレクショナルツインチップというかんじ。
どちらも甲乙つけがたい、最高の2本でした。
この2本を乗って改めて感じたのが Burton Snowboards の開発力の凄まじさですよね。
どんなに変わった、特徴のあるデザインを採用していても、道具としてのスノーボードに必要な性能である、曲がる、止まるができない、しにくいボードはリリースしない。
そこにリーディングカンパニーとして業界を引っ張るブランドのプライドを見ることができると思います。
Working Stiff は米バーモント州バーリントンにある Burton Snowboards 本社敷地内に建っている、プロトタイプ工場、その名も「CRAIG'S」で生産される唯一のモデル。
「HANDMADE AT CRAIGS」これだけでグッときちゃいます。
Burton Snowboards 2018 モデルのファーストオーダー締切は2月12日(日)。
消費税8%サービスの早期予約キャンペーンも開催中。
ぜひチェックしてみてください!
Product Review : Smith 2017 Squad Goggles & ChromaPop Lenses December 13 2016
老舗ブランド、Smith Goggles の2016/2017店頭入荷ラインナップをオンラインページにアップしました。
注目は2017ニューリリースの ChromaPop Lens 。
元々、Ignitor Mirror Lens をはじめとするコントラストの表現性に優れたレンズに定評のある Smith がその技術をさらに掘り下げ開発したニューシリーズのレンズで、トップシーズンに多い曇天や降雪などのシチュエーションで地面の凹凸が判別しにくくなるフラットライトにきっちり対応する、頼もしいレンズです。
晴天時に威力を発揮する ChromaPop Sun、オールラウンドに威力を発揮する ChromaPop Everyday、降雪時に威力を発揮する ChromaPop Storm の3種類がリリースされていますが、パウダーやフリーライディングメインで考えると Everyday と Storm の2種類が使えそうということで、元々組み合わせのあるモデルやスペアレンズも含め、ピックアップして在庫しました。
フレームは次世代とクラシックが融合したデザインがナイスなフラットレンズモデル Squad をチョイス。
スーパーシンプルな Cargo、Black に加え、水彩カモフラージュな Austin Smith シグネイチャーカラーと、80's リバイバルな Scott Stevens シグネイチャーカラーを在庫しています。
店頭では、見て、触って、ご試着もいただけます。
ぜひチェックしてみてください。