【 LIB-TECH 24/25 TEST RIDE 】 LIB RIG 156 February 20 2024
LIB-TECH、GNU を擁する MERVIN MFG. 24/25 モデルのディーラー試乗会に参加してきました。
ニューモデルだけサクッとの予定が、乗る板がどれも楽しく、結局営業時間を犠牲にして、6本のボードにきっちり乗ってきましたので、それぞれのボードの試乗レポートをしてみたいと思います。
1本目に試乗したのは最近の LIB-TECH イチオシリッパーである、Austen Sweetin のシグネイチャーボード、LIB RIG 156。
基本構造は DYNAMO をベースにしつつ、より高品質で、運動性能を向上させたイメージのプロモデル。
硬過ぎず、柔らか過ぎないミドルフレックスと、24/25 新採用のアーリーライズディレクショナルキャンバー、さらに深めのサイドカーブ & Magne-Truction の組み合わせがまさに秀逸。
何でもできるディレクショナルツインチップのボードにノーズをプラスしたような構造は、パウダーや自然地形でただターンするだけでなく、デカく飛んで、ぐるぐる回って、スイッチライディングもこなす、まさに Austen Sweetin の滑りが答えとなるようなボードと言えるでしょう。
個人的にかなりツボで、今回試乗した中で来期マイボードとして実戦投入したいなと思った2本のうちの1本でした。
カタログ情報によると160cm/62kg の Austen Sweetin が153サイズでパウダーでもパークでも何でもこなす様なので、168cm/68kg の僕だと今回試乗した156サイズがドンピシャなんだろうなあ。
まさに手足の様に何でもできそうなオールマウンテンフリースタイルボード。
うーん、欲しい。
Early Rise Directional Camber / Magne-Truction
Length 156
Contact length 108
Sidecut 7.8
Nose Width 29.6
Waist Width 25.3
Tail width 29.2
Stance 20.25"-25”
Setback 1.5”
2/29(木)までセカンドオーダー受付中です。
お得にご予約いただける早期予約キャンペーンも開催しております。
ぜひご利用ください。
【Product Review】24/25 UNION FALCOR February 09 2024
川場スキー場で来季フルモデルチェンジを遂げた UNION BINDING FALCOR 24/25モデルを試乗してきました。
視界良好スノーボーディング日和の晴天ながら、気温は低めのまま推移して、きっちりエッジの噛む走る雪というナイスなコンディションで試乗することができました。
試乗で組み合わせたボードは GNU HYPER 154。C2X 構造のロッカーボードです。
ほぼ全てのパーツが刷新された来季の新型 FALCOR ですが、基本的なライディングフィールは現行モデルのそれを踏襲しており、滑り手の動きにパシパシと小気味よく反応する高いレスポンス性能と、雪面から伝わるロードノイズを吸収する高いサスペンション性能は健在で、そこに新採用の非対称モールキュラーブッシングと、ミニディスク構造が生み出すステアリングの「遊び」的な要素がやや多めにプラスされ、レスポンスとルースさを兼ね備えたハイブリッドバインディングの要素がより強く押し出されている印象でした。
沢地形のセクションで、ボトムターンから壁に駆け上がる時に強く体感できたのが、ターン後半で貯めたパワーをロスなくボードに伝達してくれるだけでなく、その伝わり方に深くトルクのある「タメ」が伴っていること。
ボードの性能をパワーアシストしてくれる、動力系のひとつの装置のような存在感さえありました。
LIB TECH のライダーである Travis Rice のシグネイチャーモデルであるということもあり、しっかりめのフレックスでパワーのあるボードとの相性が良さそうなので、屈強なアメ車を手なづけたいスピード狂の皆様には特におすすめです。
ぜひチェックしてみてください。
【Product Review】DEELUXE CUSTOM THERMO FLEX LINER February 07 2024
DEELUXE AREth RIN の来季 24/25 ニューモデルよりチョイスが可能になった CUSTOM THERMO FLEX LINER 略して CTF LINER は、DEELUXE の成形専用カスタムライナーのラインナップの中でも最上位に位置するハイエンドライナーです。
PRESHAPED & ANATOMICAL DESIGN
CTF LINER は解剖学に基づいた立体構造を採用しており、成形前の段階からスネやふくらはぎ、アキレス腱、踵の形状にプリシェイプされています。Stage3、Stage4、CTF とグレードが上がれば上がるほど人間の脚という複雑な形状の構造物に沿った、複雑な立体形状が採用されています。
HEEL HARNESS PRO
CTF LINER にのみ採用されている、HEEL HARNESS PRO は、くるぶし部分のフィットを最大限にアシストする外骨格フレームを両サイドに採用。ハーネスをライナーにフィットさせるレースのクリップは下位モデルよりワンセクション多く、スネ部分のより高いフィット&ホールド性能を生み出しています。
PERFORATED FOAM
CTF LINER にのみ、保温性と同時に通気性を確保するため、小さな通気孔のあいたフォームを採用しています。
AREth ディレクター、バンチョウ氏によると、サポートしているライダーの中でも特に國母和宏と増田塁輝の2人が CTF LINER の採用を熱望していたとのこと。
最後にもう一点、ハイエンドライナーというと、ブーツ全体のフレックスが硬くなるんじゃないか?という声をいただきましたが、フレックスを向上させるような装備や構造は特に採用されていないので、全体のフレックスはアウターの仕様に準ずると考えて大丈夫かなと思います。
ハイエンド CTF LINER を装備した DEELUXE AREth RIN 24/25 ニューモデル、おすすめです。